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X-ファイル:真実を求めてのdjangoのレビュー・感想・評価

X-ファイル:真実を求めて(2008年製作の映画)
5.0
猟奇殺人を捜査する話。
政府の陰謀は今回はお休み。
これもXファイルだな。
と感動しながら観た。

昔観た時は衝撃を受けた。
まだやってるのか!!!と。
子供の頃、ミニ四駆やビーダマンを一緒にやってた友人と10年ぶりくらいに会ったら、まだやってた!!!みたいな衝撃だったよ。
僕は正直、この頃には、宇宙人や政府と戦うFBIになる夢はすっかり忘れて、大人になることを考えていた。
そんな中、この映画を観たのでびっくりした。
それと同時に、母親がXファイルを見せたがらなかった理由もわかった。
子供が観るものじゃないね(笑)
首チョンパとか、小児性愛者とか、この映画にもいろいろ登場する。
一方で、結構いい話にまとめているので、後味はいい。

『羊たちの沈黙』や『セブン』呪いのビデオ、ユーマや宇宙人を追うZ級ドキュメンタリー。
僕のあらゆる趣味がXファイルに関わっていて、Xファイルは本当に、僕自身だな。と今作を今夜観て改めて思った。
不思議なことに、僕は陰謀論も幽霊も超能力も否定派に育ってしまったが。
Xファイルが大好きだ。

映画の内容についての感想も少し。
今作は、いつもの事件って感じであまり映画って感じがしない。
評価も低いし、僕みたいな特別な思いがないとそんなに楽しめないんじゃないかな。
けど、スカリーが歳とっても美人なのには驚いたよ。
事件自体は普通だったけど、モルダーやスカリーの関係を1ミリほど進めようと頑張っていたように感じた。
ハヅキルーペで見ないとわからないような一歩だったが、ファンには嬉しいはずだ。

落ち着いたらXファイルを全て観ていきたい。いい夜だった。
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