ふぐ子

下妻物語のふぐ子のネタバレレビュー・内容・結末

下妻物語(2004年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「人間は大きな幸せを前にすると急に臆病になる」

2024年、22作品目「下妻物語」です。
2004年公開。
監督・脚本は中島哲也。原作は嶽本野ばら。

■あらすじ
嶽本野ばらの小説が原作。
深田恭子、土屋アンナが共演し、『告白』、『渇き。』の中島哲也が監督を務めた作品。
茨城県下妻を舞台にロリータファッションを愛する桃子とヤンキー・イチゴとの友情を描く。(Filmarksより引用)

■感想
20年も前の映画とは思えないほどに今観ても面白い作品。
私はVHSだかDVDだかで一度観たきりなのですが、改めて今回観たら結構記憶にあってびっくり!
土屋アンナも深キョンも良すぎる〜〜〜!!!

ロリータとヤンキーっていう組み合わせなんだけど、ロリータだからといって決して性格も可愛らしいわけではなく、ばっさり言っていくところが凄く好き。自分を持っているところが凄く憧れる。

「人間は一人なの。一人で生まれて一人で考えて一人で死んでいくの。」
とか
「人は一人じゃ生きられないなんて。だったら私は人じゃなくていい。ミジンコでいい寄り添わなきゃ生きられない人間よりもずっとずっと自立してるもの」
とか言ってたのにイチゴと関わることでどんどん変わっていく。
そこも凄くいい。

今観ても古臭さを感じさせず、面白くて感動できる映画です!
私もおめえじゃなきゃダメだって場所が見つかる日が来るといいな〜
ふぐ子

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