牛丼狂

下妻物語の牛丼狂のレビュー・感想・評価

下妻物語(2004年製作の映画)
2.0
下妻というど田舎に暮らす、ロココに憧れるロリータと、尾崎豊が好きなスケバンの友情コメディ。
衣装や美術、コントラストの高い色彩設計により画面がつねにゴチャゴチャしている。構図や映像演出はところどころ面白い。被写界深度の深い(ピントが全画面に合っているような)カメラを使用しているのか、はたまた広角レンズなのかはわからないが上記のグレーディングもあり安っぽさが味を出している。
彼女らのドラマ性に最後まで興味を持つことができなかった。すべてのシーンが受け止める前に流れてしまったというか、さまざまな演出が施されているにもかかわらず印象深いシーンがなかった。これはもう純粋に、好みの問題だと思う。
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