これにてエリック・ロメール長編全25作コンプリート。
ラストはアマンダ・ラングレの出演作である本作と決めていた。彼女は私がロメールにハマったきっかけであり、最も好きな女優の一人。結局彼女は後半ほとんど出ていなかったので少し残念だった。
全体的には、歴史物ではあるもののいつもの会話劇で、あっさりとした終わり方がなんともロメールらしい作品。
全て観終わって達成感と少しの寂寥感があるが、まだ短編が残っているので、のんびり楽しもうと思う。ありがとう、ロメール。
エリック・ロメール長編ベスト
①夏物語
②海辺のポーリーヌ
③クレールの膝
④友だちの恋人
⑤飛行士の妻
⑥レネットとミラベル/四つの冒険
⑦コレクションする女
⑧美しき結婚
⑨モード家の一夜
⑩満月の夜
次点:O侯爵夫人