当時はとても好きな映画だったが、今見ると所々でチープさは感じるが、キャストの良さと、ラストに向けてのストーリー展開が素敵に感じるファンタジーの良作。
何気に凄いキャスト陣は、騎士役のデニス・クエイドや悪役王子のデビッド・シューリスなど多数いるが、なんと言ってもドラゴンの吹き替えをショーン・コネリーがやっている時点でとても魅力を感じる映画。
暴君になった王子を倒す為、王子の元守り役であり先生だった騎士と、訳ありドラゴンが手を組み戦うストーリーだが、渋い騎士役のデニス・クエイドと厳つく怖いドラゴン（ショーン・コネリー）がコミカルで素敵な友情物語がとても心に染みるファンタジー映画。序盤のシリアスな展開から中盤の一人と一匹の滑稽にすら感じる友情劇とラストの悲しい展開が上手くハマっていて感情を揺さぶられる感動作品。
当時はドラゴンのクオリティーの高さもあり感動しまくったが、今見るとこんなだった？と思わず時代の流れを感じてしまった。更に色々なシーンで粗も目立つがストーリー展開が好きなのと、何気に深い内容と最高の音楽は最後まで楽しんで鑑賞する事が出来た。
