このレビューはネタバレを含みます
本当に美しい映画…
ビクトルエリゼの撮る画は絵画みたい。特に序盤の父にフリコを持たせてもらうシーンは、家族の暖かさと父の持つそこ知れなさや絶対に理解できないであろう霊的な雰囲気に満ち溢れてて、息を呑…
窓の外、夜が白んでいく光の加減や小さな手にいつも輝いている星の指輪、くるくると回る振り子。
映像がめっっっっちゃ美しくて目が幸せだったので、唐突に終わって思わず「えっ!?」って叫んでた。
本当は3時…
大学の講義で流されてそうなタイプの映画。きっと評価されているんだろうな、と思いつつ退屈してしまう。画は美しいし、何か表層でない箇所で大事なことが語られてそうな雰囲気。いつかこの作品を背伸びでなく面白…
>>続きを読む↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後(2008年10月9日)に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。…
>>続きを読むちょっと薄味すぎた気がします。ミツバチの囁きでは、子供目線で大胆かつパーソナルに世界を省略したことで、かえって感覚的に内戦の傷を抉り出したところに底知れぬ力強さがありました。しかし本作では、父を愛す…
>>続きを読む光と影の使い方がとても綺麗な作品。 画面に広がる映像で登場人物たちの感情の動きまでもが映しだされてるかのよう。
星の指輪がさりげなく存在を放つ。手元だけでも感情が伝わってくるかのよう。
美しい作…
「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセ監督作品
内戦後のスペイン北部が舞台
父親のことが大好きな少女の8歳と15歳の時の記憶
ミツバチのささやき同様、戦争が残した残酷な爪痕が描かれていました
父…
このレビューはネタバレを含みます
4年前にリストに入れたままサブスクになくて観られなかった本作がゲオにあってようやく観られた。
「エル・スール」は南という意味らしい。
レンブラントやフェルメールの絵画を思わせる光と陰影がとても印…
母親ではない女性を父親が愛していることを知ってしまった少女エストレーリャの複雑な心情を圧倒的な映像美で描いた、ビクトル・エリセ監督のドラマ映画。原作は、当時、ビクトル・エリセ監督の妻であったアデライ…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.