序盤はそれこそミツバチのささやきのような光と影の美しく不思議な雰囲気でちゃんと眠くなった 家族について、この人のことなにも知らないなと感じることは多くあるように思って、エストレーリャが映画館から出て…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あの男は特級呪物だからさ、あんなロミオメール送られて「クッソうぜえんだわブロックするわ」と返信送ってきた人だけじゃなくて出てくる女性陣は母親と乳母(ああこの人たちきっとものすごく訛ってるんだろうなと…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1957年、秋の朝。
主人公である15歳の女の子、エストレリャが朝の目覚めに
父が帰って来ないと悟り、振り子を手に一粒の涙するところから物語が始まる。
この映画はエストレリャと父アグスティンの幼少…
父親を知るにつれ、大人になるつれ変化していく娘と父親の関係性の繊細さをじっくりと描いていて、とても美しかった。親子という関係性なのにふと夫婦像のようにも見える。それもミツバチのささやきよりも少し年上…
>>続きを読む『ミツバチのささやき』制作時にはフランシスコ・フランコが存命していたから(1975年死去)暗喩というかたちでの表現になったということだけど、この1982年制作の『エル・スール』では直接的に語ることが…
>>続きを読む娘と父の物語。
油絵のような映像で、明かり(特にオレンジ色の光)と、漆黒の影のコントラストがとても印象的だった。
どことなく一般的な父親とは違うんだろうなと思いながらも、父の孤独になかなか踏み込…
このレビューはネタバレを含みます
落書きの青年は姿すら描かれず、イレーネラオスも手紙のみの出演で、親子お互いの外的世界との関わり(特に思ったことを言えるかどうかの話)を際立たせ、見えやすくするために徹底的な削ぎ落としが行われる。
…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.