このレビューはネタバレを含みます
ヴィクトル・エリセ2作目
資金不足により後半部分の制作が叶わなかったとのこと。
父親を理解しようとする少女の心情この上なく美しく描写している。
カリオコって結局どういう意味かわからないけど、お父さんの「カリオコには気をつけろ」って言うシーンがなんだか悲しいけどいいシーンだった。
テーマは相変わらずスペインの政府への反抗心を孕んでいて、父vs祖父が綺麗にファシストvs共和政の構図になっている。時折赤いものが出てくるけどそれも共産党をイメージしてるのかな?
南に行った後も観たかった。