エル・スールのネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『エル・スール』に投稿されたネタバレ・内容・結末

印象派の絵画をそのまま映像にしたような、繊細で美しい映画でした。
2部構成で実際にエル・スール(南)に向かうのが後半だったようですが、この含みを持たせる終わり方のほうが個人的に好きです。一方でビクト…

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過去に生きる父親、
その分からなさ。

子供にとっては知らなくていいとされる政治的な思想も含めた対立と挫折。
その絶対的な分からなさに、
映画、写真で心地良く漂わせてくれる。
それは、エストレーリャ…

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娘のちょっとした父への片思いのようにも見えた。
行こうとする所で終わるのが良い。
謎を解明するために南へ行く
南で何があったかは語られることなく陰の中に消えていく
未完ゆえに完成している、大好き

『エル・スール』このタイトルから色んな景色が見えてくるとは思わなかった。
『ミツバチのささやき』同様、陰影の作り方、画面構成に目を丸くしました。
窓から溢れる月明かりに然り、自然光を使っていそうな、…

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いろんなことに気がついているエストレリャ
隠し持ってる長距離電話の領収書が切ない。

影から浮き上がってくるみたいな見せ方、私の感覚だとちょっとホラーだ。

・1957年秋、共和制とフランコ

・アートな非現実とローキーな現実の中間のようなシーンが並べられる。それらは長回し、カメラ目線、じわじわと広がるフェードインが朧げな回想を醸成する。
・親子という普…

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お父さんだって
       逃げたい

お母さんだって
       泣きたい

子供は…

息が詰まる場所から脱出

南へ

ミラグロスが頼り

Sevillaの強い陽光と真っ青な空
ブーゲンビ…

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寡作の巨匠、ビクトル・エリセの映画。
神のように完全だと思った父への慕わしさ、自分が見つめたことを通してそれが崩れていくこと、喪失やまだ見ぬ土地への憧れなんかを感じられた。
父と娘の物語は、主人公の…

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魔法が信じられている村の、つかみどころの無いお父さんの行動を辿る娘の話?

娘が成長と共に髪色も髪型も顔も変わっていったので、それが映画女優に重なっているような気がして、未来の娘をお父さんは追ってい…

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