『ミツバチのささやき』を観た時にも思ったのだけれど、ビクトル・エリセは「光」を使うのが巧い監督だなと思った。それは逆に言えば「闇」を使うことが巧いということでもある。この映画では「闇」が重要な意味合…
>>続きを読む父親とは女の子にとって将来結婚する旦那さんより誰よりも大好きなおとこのひと。多くの小さな女の子がお父さんのお嫁さんになることを夢見る時がある。もちろんそんなのは本当に小さくてまだ何も知らない時だけの…
>>続きを読む、、人間、生きてますから。ね、お父さんだけが苦しんでるんじゃないんです。みんなそれなりに経験して、思うこと・考えることがあるんです。
それが例え父娘の関係であっても。あの頃に戻りたいなんて、思ってて…
【字幕版】
○'85 10/12~公開
配給: フランス映画社
ワイド(ヨーロピアンビスタ)
モノラル
フィルム上映
●'93 2/27~4/9
『フィエスタ・エリセ』特集上映
′93 4/9…
過去に執着する父を娘から見た映画
その過去が内戦への暗喩なのか、単純に過去に愛した女なのかは分からない。
過去に執着する父に対して娘を現在として見ると、最後に娘に歩み寄ろうとするお父さんが何とも惨め…
とある映画オタクから「これでも観て乙女心の勉強でもしなさい」と送られて来た2本の中の1つ。
あぁ、私にはない乙女心がここにはあるなぁ。と、確かに思ったけど全体的な重苦しさにちょっと耐えられなかった。…
少し離れて考えてみると自分がいかに親の過去を知らないかに気づくことがある。
親は自分が生まれた頃から自分のことを知っているから、自分にとっては一番近い存在。それなのに自分は親のことを何も知らない。
…
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