このレビューはネタバレを含みます
ヴィクトル・エリセ2作目
資金不足により後半部分の制作が叶わなかったとのこと。
父親を理解しようとする少女の心情この上なく美しく描写している。
カリオコって結局どういう意味かわからないけど、お父…
『瞳を閉じて』を観て、エリセ監督の映画を探して、観ました。この映画もスペイン内戦が物語の背景にあるのか。少女の父親が南から北へ住まいを変えたのも、投獄経験があったというのも、フランコ政権が内戦で勝利…
>>続きを読む1957年。ある朝、枕の下に父の振り子を見つけた15歳の少女エストレリャは、父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父と過ごした日々や南の街から北の地へと引っ越した過去を回想する…というス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
窓から差し込む朝の陽光が少女を照らし、1日の始まりを映し出すところから始まる。朝が来たのだ、ということを実感するだけで少し泣きそうになる。陰影と、静寂がずっと美しかった。
『ミツバチのささやき』の…
「ミツバチのささやき」に続き鑑賞
少女が淡々と語る父との関係…
きっと彼女は父が大好きだったんだよ、
父の一番になりたかったのだと思う。
父の心の奥を感じ取って
ずっと寂しかったのだと思う。
…
娘が見る、父の影。影は光がなければ出来ないし、光は影を際立たせる。それを踏まえて窓からの外光で部屋の中が浮かび上がってくるような画作り、絵画か。天才か。エストレリャが南へ行った後の物語の続きも見たか…
>>続きを読むあまり下調べ知らずに観た。名作はもう一度観よう。
スペインからの映画制作支援費が途中で打ち切られるということで、81日のロケのうち40何日で終わった未完の映画。それでもカンヌで大絶賛を受けたと言うこ…
記録
最初から主人公のモノローグがあった分、ミツバチのささやきよりはすんなり理解できた気がするけど、思い出してみると体感的にはミツバチの方が理解できてた気がする。ビクトル・エリセ難しい…
ミツバ…
これもスペイン内戦がトリガーとなる話で、3作に共通する奥行きのある美しい映像はさすがだった、ただ、主人公の父親が不本意に終わった忘れられない記憶がテーマとなっており、過去が割り切れないなりにちゃんと…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.