このレビューはネタバレを含みます
敗北者である父と、父を尊敬してやまない娘
親子愛でもなく、友情でもなく、恋人同士に生まれる何かでもなく(もしかしたらこれが一番近いかもしれない)、奇妙で危うい関係。
成長に伴う距離の離れ方がリアル…
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1957年、秋の朝。
主人公である15歳の女の子、エストレリャが朝の目覚めに
父が帰って来ないと悟り、振り子を手に一粒の涙するところから物語が始まる。
この映画はエストレリャと父アグスティンの幼少…
車とかバイクの音で親が帰ってきたのわかる瞬間あるよねと
『aftersun』とも似た内容だけど、亡骸を写すかどうかが違った気がする、一歩間違えるのリヴェットに卑劣と言われそうなショットだったかも
や…
瞳をとじて、ミツバチのささやきが「純文学」なら
エルスールは「エッセイ」
エストレリャの語りがあるからエリセの作品の中で圧倒的に分かりやすい
エリセの作品初めて見る人にはいいかも
ただもっとアクの…
父親を知るにつれ、大人になるつれ変化していく娘と父親の関係性の繊細さをじっくりと描いていて、とても美しかった。親子という関係性なのにふと夫婦像のようにも見える。それもミツバチのささやきよりも少し年上…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.