[お父さん、イレーネ・リオスって誰?] 80点
1983年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。失踪した父親の存在が冒頭で明かされるため、続く過去の物語の中で、一点透視図法的な家の前の一本道、階段を転が…
「あの日の朝
枕元に父の振り子があったので
今回はいつもの家出とは違うと感じました
もう戻っては来ないと」
「明日は初聖体拝領だよ
素晴らしい日になるさ
お嫁に行くのとおんなじだからね」…
最初の窓から光が差し込んでいるカットで、きた…と思った。ずっと光の使い方が上手い。
どたどたした走り方が良すぎる。どこからこんな可愛い子を見つけてくるんでしょうか。
初聖体拝領の後のダンスシーン…
眠気のある日に見てはいけない、すごくうとうとしてしまった
謎の多い父親と成長していく娘
振り子で水が沸くところがわかり、ベッドの下に隠れている娘の居所がわかるだけあって色々辛かったのかなお父さん
グ…
父と娘だからこその精神的なつながり。
妻とも違う、息子とも違う。
当時観たはずだが、全く覚えていなかった、、
ストーリーは単純で、
女優と昔恋人で、それが忘れられず、、という若干メロドラマ的な要素…
このレビューはネタバレを含みます
この作品はちょっと好きです。
『ミツバチ…』と違ってファンタジー要素は少なめですが、監督の手腕はほんとうに凄いなぁと感じました…ってほど作品も少ないし、『瞳を閉じて』と『ミツバチ…』しか観てません…
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