内戦の記憶に囚われたスペインが青い光に照らされる。
光と影の劇的なコントラスト。
陰影の濃い映像が美しく、人物が暗闇から浮かび上がるようなカメラが当時のスペインに残る悲劇の記憶を表している。
暗…
このレビューはネタバレを含みます
ビクトルエリセ2本目。
前作同様観たことあるかと思っていたが多分初めて。
モノローグ映画は好きではないのだけど今作はとても心地良かった。前作が難解だった自分にはこのくらい分かりやすいのがちょうど良か…
・全体の構造
本作は父親の存在が大きなファクターになっており、幼い頃のエストレーリア、分別がついた頃のエストレーリアが、その折々に父と交わしたことばや一緒にいた光景などを、後年のエストレーリアが大人…
ハッキリいって傑作でしよう!
これ、当初の予定ではスペイン北部の前半と南部の後半を合わせ三時間の映画だったが、資金難で半分の一時間半になった。よって、タイトルのEl surは、南という意味だが本作…
ビクトル・エリセ監督が、同作から10年を経た1983年に発表した長編監督第2作。
「ミツバチのささやき」はそんなに面白く思わなかったのですが、最新作の「瞳をとじて」が面白かったので、今作も鑑賞した…
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