父にとってのエル・スール
「瞳をとじて」が記憶に新しい、ビクトル・エリセの監督2作品目。この映画も、どのシーンも部屋に飾りたくなるほど美しく、自然と心奪われてしまう底知れぬ魅力があった。年をとって…
ノートに感想を書き殴ったけれど、正直私のどんな言葉でも足らないくらい良い。恥ずかしくてここには載せれない。観てから時間が経てば経つほど心の中でじわじわとこの映画が根を張っていく感覚がする。シャーロッ…
>>続きを読むベッド、箱詰め、それから瞳。これらがエリセにとっての大事な映画のメタファーなんだろう。目覚め、夢現の状態。大切なものを集めて缶や旅行鞄に閉じ込めること。
南へ向かえずとも、向かったのだろうという気…
後から思い返してジワジワいろんな思いが出てくる映画でした。
もう少しお父さんの苦悩の内容知りたかったな。
アフターサンもそうだけど自分のことも照らし合わせてもう少し詳しく知りたくなるような気がしまし…
このレビューはネタバレを含みます
神秘的なもの
「さあ もう寝なさい」
夜になると暗くなる だから早く寝る🌗
そして
ニワトリ🐓の鳴き声と共に
だんだん自然光がさして
暗闇に慣れた目に 質素な部屋が
形をあらわしていく………
とてもよかった
光の使い方すごくないか
夜明けの寝室の窓から入る光の変遷
吹き消す蝋燭 フライヤーを燃やす炎
父親といえど一番近い他人のようなものか
そんな中のミラグロスの存在の安心感
撮られ…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.