🎩🦯フォーエヴァー・チャップリンは制覇するぞシリーズ15②兵隊🪖
『チャップリン・レビュー』の短編2作目は、がっつり戦時中モノ。『犬の生活』の次に作られた作品とのこと。
『担え銃』(1918年)
🎞️銃を持ったチャップリン🪖とタイトルに、、、手書きでチャーリー・チャップリン!兵隊訓練中の我らがチャーリー、、、回れ右できない笑~はじまり
📖第一次大戦中。チャーリーはアメリカ兵。連合軍でドイツ軍と塹壕にて対峙中。大変ながらも、それなりに楽しんでいたものの、、、決死の潜入作戦に選ばれてしまう。。。というおはなし
『西部戦線異状なし』等々の第一次大戦中の酷い塹壕でのシーンは、どの作品も悲惨そのものなんだけど、そこはチャップリン、見事にコメディに転化してます。
すぐ銃弾や爆弾が飛んでくる、死と隣り合わせな状況なのに、敵の弾でたばこに火をつけたり笑、やたら水浸しの部屋とか、ほんとアイデアがつきない。
決死の作戦が、、、あの有名な木🌲の擬態笑。見つかったら死ぬのに学芸会の衣装みたいに安っぽい笑それでいて敵が近づいたら結構強いのが面白い。チャーリーほぼ一撃で敵倒してる笑。
フランスの廃墟でのヒロイン=定番エドナ・パーヴァイアンスとの出会い。フランス娘とアメリカ兵の言葉の通じないギャグとか、無声映画の身振り手振りだけどほんとよくわかるなあ。
最後なぜかドイツ軍のお偉いさんがやってきて、、、敵に化けての大脱走とか『独裁者』を思わせる。
あの戦争をコメディにする作品は当時としても初めてでは?後のチャップリンの戦争ネタ作品のみならず、多くの戦争モノコメディの原型になってる作品。傑作ですな。
→『偽牧師』③につづく