もしかしたらチャップリンの中で一番好きかもしれない作品。
ファースト・ナショナル社に移籍して2作目の作品。
🥸🥸🥸🥸🥸🥸🥸🥸🥸
史上初、戦争というテーマを喜劇にした作品といわれていて、公開当時、チャップリン史上最高の興行収入を記録したという。
まだ第一次世界大戦下だったはず(公開一カ月後ぐらいに終戦?)だから、そのうえで戦争コメディーがおおむね好意的に受け入れられるってすごい。
周りの人たちの心配が手に取るようにわかる☠️
で、こんな傑作にもかかわらず、最後の最後までゴミ箱行きにするかどうか、チャップリンは本気で迷っていたらしい。
中身に関して言うと、
登場シーンから(まだ何もしていないのに)笑わせてくるのほんとすごい👏
木を隠すなら森の中を地で行っている。あそこは爆笑シーン。
モノクロだからこそできただろう描写で、モノクロの素晴らしさを改めて認識。
あと、この短い時間(といっても、本来長編にしようとしていただけあって、完全に短編とまではいかない短さなんだけど)の中で、笑いだけでなくしっかり戦争の酷さや切なさ、悲しみも織り交ぜてくる手腕はまさに天才。
コンパクトに収まっているから、気軽に観れるのも◎!