雨宮はな

映画 犬夜叉 天下覇道の剣の雨宮はなのレビュー・感想・評価

映画 犬夜叉 天下覇道の剣(2003年製作の映画)
3.0
やっとお出まし、殺生丸様回!
毒親と、周囲の都合で押し付けられる「兄弟」の呪いがバリバリ。

殺生丸の出番が多いのは嬉しいけど、不憫に思う気持ちが増したのも事実。
りんを助けに行くカットはそういったもの抜きでかっこいい。

殺生丸が犬夜叉を嫌いなのも、「弟」として認めないのも仕方ないなと思えるエピソード。
立場を顧みず、子供のことを考えなかった男女によって傷ついたり苦労するのは子供だ。
種族違いの悲恋なんてものはないし、美しくもなんともない。
だからこそ、殺生丸のその後にモヤモヤする。
雨宮はな

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