メタ壱

漫才ギャングのメタ壱のレビュー・感想・評価

漫才ギャング(2010年製作の映画)
3.3
相方に突然解散を告げられた漫才コンビ“ブラックストーン”の飛夫はひょんな事からトラブルに巻き込まれ留置場へ。
同じくそこにケンカで勾留されていた龍平と出会った飛夫は彼にツッコミの才能を見出し、二人で新たなコンビ“ドラゴンフライ”を結成する事に!…というお話し。

監督・脚本が品川庄司の品川さんという事で、登場人物同士の掛け合いが漫才チックで面白い(笑)

そして、何かに一生懸命になる人のカッコよさや強さが伝わってくる作品でもありました。

「人は変われる」

ありがちな言葉ではありますが、人生においてとても大切な言葉だと思います。

自分の人生っていうのは大抵の場合、自分一人でとうにかなるものじゃなく周囲の影響を多大に受けます。

住んでいる場所、家庭環境、周りの友人、学校や職場の状況などなど。

だから、今の自分の人生が上手くいかないのは本人だけの責任だというのは酷だと思います。

だけど、最終的に自分の人生を生き、選択しているのは自分。

だから今の人生を変える事が出来るのも自分だけ。

やりたい事、成したい事、守りたいもの。
そんな自分にとって一生懸命になれる何かを見つけた時、人は自分の人生を変えられるだけの大きな意思を生み出せるのだと思います。
メタ壱

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