乙郎さん

白昼の決闘の乙郎さんのネタバレレビュー・内容・結末

白昼の決闘(1946年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

キング・ヴィダー『白昼の決闘』1946
「白昼」という言葉からイメージしていた静謐さからはかけ離れた、メロドラマ西部劇。倫理を押し流すような内容に、すでにこの頃にはアメリカンニューシネマを凌駕するものが西部劇にあったのだと実感。
正直なところ、ジョセフ・コットンとグレゴリー・ペックの顔はこの映画の土埃の多さからするといささか都会的すぎて埋もれてしまう印象がある。終盤の展開から見るとそれも意図的なものなのかもしれない。完全にジェニファー・ジョーンズに呑まれているのだから。
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