GaPTooth

白昼の決闘のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

白昼の決闘(1946年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

テキサスの丘の上"女の頭"と呼ばれる巨岩が見届けた若い男女の愛憎劇。
マカンレス家の次男で性根の腐ったクソ野郎ルートと、伝説となった娘パール・シャベースの凄絶な人生の物語と幕引き。

マカンレス家とその地域全体の規範と法律は、キャンレス親父の権限内にある。つまりキャンレス親父の思うがままに、仕事も生活の全ても成り立っている。

まあ甘やかしちゃうよね。息子たちを。特にルートは酷い。ギャンブル、強姦、人殺し、列車を脱線させて爆破させることもへっちゃらのゲス野郎。

が、このゲス野郎ルートが危険な男前で魅力的なんだよね。パールは何度も騙されてるのに泣きながらすがりついちゃったりする。
観てると愛し合っているのが分かるから切ない。

クライマックスは、覚悟を決めたパール VS ルート。ルートのところまで、血まみれではっていくパールの姿は胸熱。

セレナーデがお得意のペックの甘い歌声と、お利口な馬と、子馬たちも良しd(^-^)
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