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名もなく貧しく美しくのシネマのネタバレレビュー・内容・結末

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

1961年 日本映画 モノクロ作品

【WOWOW あなたの映画館】
福島県 70代 kuni965さんからのリクエスト「今は亡き父親と見た思い出があり、ぜひもう一度みてみたいです。ろう者の夫婦が、息子を育て、貧しくても一生懸命に生きていく姿が、子供心に印象に残っています。」

ナレーション「松山善三監督が愛妻、高峰秀子主演で描いた感動作です」

⚠️この作品には 放送上不適切と思われるセリフがありますが 当時の時代背景を考慮して そのまま放送いたします ご了承ください⚠️

☟以下、感想等

色んな意味で現在制作することが不可能な作品なので興味深い。

空襲シーンなんて、これがリアルなのだろうな…と空の描写で思った。

発疹チフスとかDDTとか今の若い人知らないんじゃないの?粉だったから死ななかったらしいけど…。自分も話でだけだけど。発疹チフスは無治療の場合、致死率が高いみたいだから当時亡くなる人も多かったのだろうね…。

赤子が夜泣きしても聴こえないからグッスリ…💤な両親…赤子の気持ちになり泣けた…。

息子ちゃんもしっかりしていて親孝行で泣ける…。しっかりするしかないもんね…。総代になれなかったのは、もしかして両親のせい…?

戦中戦後を知っていて、古い建物が残っていた時代に作られた作品は当時のことを知らない世代が多くなり、自分もそう。
フィクション部分がわからないから…当時を知る人はフィクション部分がわかるのだろうけど…。
トンデモ作品とか後世にどんな受け止められ方をするのかな…と心配に😟

ドブ川も写ってたね…。

枝豆の食べ過ぎで高熱を出して耳が聴こえなくなるとは…。
柿が大好きな身内が虫垂炎で入院。退院後、大昔の邦画で偶然そういうシーンを観て、本当なんだ!と思ったのを思い出した。そういう迷信めいたことが実際にあるのかもね。それ以来、その身内は柿は3日に1つとかにしている。さすがに食べ過ぎたと自覚があったから納得したらしい(腹膜炎を併発したものの緊急手術にならなかったのでまだ盲腸があるため。大腸カメラでも盲腸がキレイと言われたそう)。
⚠️枝豆や柿の食べ過ぎに注意⚠️

小林桂樹って左目斜視だったのね…。

オチをつけるために冷蔵庫の女のラストにしたのかな…。
そこまでは評価が高かったけど、一気に下落。

草笛光子の若い頃が大地真央に似てた。というか大地真央が似ているのだろうけど。草笛光子、ずっとお元気で美しく第一線でイキイキとご活躍されていて尊敬します✨

高峰秀子の所作が美しかった
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