しめさば

遊侠三国志 鉄火の花道のしめさばのレビュー・感想・評価

遊侠三国志 鉄火の花道(1968年製作の映画)
4.1
めちゃめちゃ面白い。性根の腐った親分率いる自分の組織に盾突いてぶっ壊す。忘れたくない精神、胸熱。そしてなにより片目の風来坊・一本松こと小林旭が最高。ふらっと現れてチャチャっと対立する組の親分を殺し、その後は足を洗いたい真面目青年やくざ・高橋英樹の味方。とにかくやることなすこと粋が過ぎる。『血煙高田馬場』上映中の活動写真館での斬り合いはもちろんよかったが、そこに追手を誘導するまでの無駄の無さ、不穏な空気とか見事だった。ずっと片目つぶってるのすごいし…。
石原裕次郎、英樹、旭が3人並んで歩く殴り込みシーンはやっぱりアツい!斬り込みがキマる度にあたるライトで3人になんとなくカラーが割り当てられているのがレンジャーものみたいでちょっとうける(裕次郎:緑、英樹:青、旭:赤)。楽しかった〜
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