いぇーい✌️ユーロでフィルム上映🎞
映画そのものは、といえば、やはり「君は僕との人生より、自分が絵を描いていくことに興味があるんだね」(台詞うろ覚え)が引っ掛からざるを得ない。「僕と結婚して、自分の夢より僕との人生優先して」と。そしてまるちゃんも彼の側につくんかい！
結婚することになった二人。新婦を見送るまるちゃんの姿は、馬の出征を見送るシーンに重なる。が、あの歌の悲しい終わりとは対照的に「これは幸せなお別れだから」と幸せそうに涙を流すまるちゃん。
勿論人の幸せなんて様々だし、「女の幸せ」を選ぶことは全く批判の対象ではない。ただ、それを恋人やまるちゃんからの、ある意味押し付けによって選ぶというこの過程が残念だった。
時代のせいにするのは簡単だけど、もっと前から、社会のジェンダーや個人の選択の自由さについて意識的だった作り手はたくさんいるから。
