ロボットマン

グレンとグレンダのロボットマンのレビュー・感想・評価

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)
3.3
女装を理由に何度も逮捕された男が自殺をした。
それを苦にした刑事はある精神科医に服装倒錯者についてのアドバイスを貰いに行くと、グレンという同じく服装倒錯者であり異性愛者で婚約者もいる男の話を聞くことになる。
チャイルド・プレイでお馴染みのチャッキーとその花嫁ティファニーの息子と娘であるグレンとグレンダから本作の存在を知り鑑賞。間違いなくこの作品が元ネタなっているんだろうと思う。
70年の時を経てまさに現代社会でこそ観るべきテーマになっている部分も多いと感じる。
今同じようなテーマで映画を作るとなると色んな面に配慮して慎重にならなければならないだろうけど、流石エド・ウッドというか、雑な所も多いし意味不明なシーンもある。
グレンの話を軸にしつつアランというもう一つの例を挙げて彼/彼女らは必ずしも一括りにはできないという表現の仕方はなかなか鋭いと感じた。