プロバガンダ映画として
1942年 戦時中に撮影
1939年 第二次大戦前夜
ロンドン近郊のベルハム
ダンケルクの撤退のために町の人々と
イギリス兵士の救出に出た夫クレム
一人でドイツの砲撃に耐…
イギリス田舎町の中流家庭ミニヴァー夫人一家に迫り来る戦争の影響で生活が一変していく様子をワイラーが巧みに描く。高い帽子をまた衝動買いしてしまった夫人が夫への言い訳を考えながらの帰宅途中、改札口で駅長…
>>続きを読む1939年、ロンドン郊外でミニヴァー夫人(グリア・ガースン)ら家族が平和に暮らしていた。息子ヴィン(リチャード・ネイ)は名家の娘キャロル(リチャード・ネイ)と出会い恋に落ちるが、ドイツとの戦争が始ま…
>>続きを読む戦時下だもの、プロパガンダ映画なのは当然あり得る。それでも、ウィリアム・ワイラーの描く幸せは本当に幸せ。言葉が悪かったことを素直に認め、二人の距離がどんどん縮まるダンスパーティーは幸せだねー。
展示…
戦時中のイギリスのある家族の話。
前半30分のお気楽な展開、畳み掛けるおしゃべりから、じわりじわりと戦火に巻き込まれていく様は見ていて苦しくなる。
ダンケルクの戦いも交えつつ、戦争の悲惨さを描い…
戦争をメロドラマの手段として利用したストーリーが頭に来る。西部戦線異状無しを読んだ時、兵隊と彼を待つ者との間にある断絶を感じたのだが、これは待つ者が考え作ったのだろう。戦時下における死を美化し賛美し…
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