のんchan

飛ぶ教室ののんchanのレビュー・感想・評価

飛ぶ教室(2003年製作の映画)
3.8
ドイツ🇩🇪の作家エーリッヒ・ケストナー。世界30ヵ国以上で翻訳されている児童文学で有名な今作。
子供の頃『点子ちゃんとアントン』『ふたりのロッテ』も楽しんで読んだ記憶。

大人になって忘れてしまってる感情を呼び起こすため?に初心に返って、珍しく連れ合いも一緒に観てました😁

原作の舞台は第一次世界大戦後のドイツにある寄宿学校。寄宿舎で生活する高校1年生の少年たちを中心に描かれていますが...
映画化では舞台を現代に変えています。全体的に大胆なストーリー変更になってました。

原作では子供たちが自分たちで『飛ぶ教室』という劇を創作するが、今作は偶然発見した25年前の劇の台本になっています。

さすがに現代❗️それをミュージカルアレンジして、なんと〜😲全編ラップで上演しています♫🎶
傘☂️が風船🎈に変わっていたり高校ではなく、どう見ても小学生(12歳)そして全寮制でなく、寮生VS自宅生の展開です。

子供たちの悪戯、そこに音楽の先生との温かい交流がメイン。原作に無いエピソードが満載でした。

全体的には『目の前にある事だけが見える子供時代はいいなぁ~』って感じですかね?😁

現代版『スタンド・バイ・ミー』や、映画には女の子も出るので、ちょっと『小さな恋のメロディ』みたいな要素が詰まってました💕
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