『エミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』など、児童文学で知られるエーリッヒ・ケストナー原作の映画化。
少年が寄宿舎に入るお話。寄宿舎というと、たいがいは先生が厳しかったり、仲間のいじめがあったりするイメージだけど、今作の寄宿舎はとってもいい学校。先生も善人ばかりでこんな寄宿舎なら親と離れても生徒は幸せ。
最後にヒップホップを踊っているアレンジが現代的。後半で先生の思わぬエピソードが出てきて、あぁこれはドイツの作品だったんだとハッとします。少年の友情物語だけに終わらないのがよかった。爽やかなジュブナイル作品でした。
*genarowlandsさんありがとうございました*