ゆうか

飛ぶ教室のゆうかのレビュー・感想・評価

飛ぶ教室(2003年製作の映画)
3.9
ヨナタンは6つも寄宿学校を逃げ出した問題児。今度は合唱で有名な、名門聖トーマス校に転校することになった。指揮者のべク先生はとてもやさしい。個性的な4人のルームメートたちともすぐに仲良くなった。ある日、少年たちは秘密の隠れ家で古い芝居の台本『飛ぶ教室』を見つけた。彼らはこれをアレンジしてクリスマス劇にしようと張り切るが、何故かベク先生は上演を禁止する。

<見どころ>
「点子ちゃんやアントン」「二人のロッテ」で知られるドイツの児童文学作家、エーリッヒ・ケストナーの最高傑作と言われる同名小説の舞台を現代に移して映画化。寄宿舎に住む5人の生徒たちの友情と先生との心の交流を生き生きと描く。本国ドイツでは200万人を動員するロングラン大ヒットとなった。

子供時代の、子供特有の感情や悩みをノスタルジックに描いていて、楽しかったり、少し切なかったり。
よくよく考えると、主人公たちの置かれている家庭環境は、決して甘いものではないけれど、それを明るく吹き飛ばすような彼らの態度のおかげで、前向きになれる映画。

音楽も、映像もなんやけど、それよりなにより、子供たちが可愛い。
抱えている想いや態度、表情もキラキラしてて、
キューっとなります
ゆうか

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