お茶と同情の作品情報・感想・評価

『お茶と同情』に投稿された感想・評価

男らしさとは粗暴なこと、なんて考えている人たちの中で苦悩する草食系。
自分の価値観を他人に強制することに違和感を感じない“男らしい”人たち。
この状況は異常と思いながら、草食系を助けられない自分に不…

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十年後の同窓会で再会を喜ぶ男たちのあいだを灰色のスーツを着こなした男が横切ってゆく。周りの男たちはおい、あいつじゃないか、よくのこのこと来れるよなと囁きあうが、彼は気にもとめない様子。わたしたちはは…

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一線を越えそうでなかなか越えない付かず離れずの距離感がもどかしいもののそこが魅力のメロドラマ。
その後のデボラ・カーを一切映さずに幕を下ろすところがニクイ

デボラ・カーより、主人公の青年役のほうがよかったなー。声が上ずっている感じがその性格をそのまま表現していて。
オープニングの同窓会の中で会話するグループをスイッチするカメラの動きが最高。

森の中で…

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y

yの感想・評価

3.5

大人しい性格で、花や舞台・音楽を好む心優しき青年トム。“男らしい”教師や同級生、そして父親にさえ事あるごとに投げかけられる「男らしくあれ」という言葉。裁縫をしていたというだけで馬鹿にされ、“シスター…

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pier

pierの感想・評価

3.5

シスターボーイと呼ばれる繊細な学生と、母親代わりとなる寄宿舎の妻デボラ・カー。
タイトルは、舎監の妻が学生たちに与えるものはお茶と同情だけで良いという意味から。
思い出を美化する気持ちはよく分かる。…

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