全ての要素が中途半端でふわっとしているように感じてしまった。
『絶望の状況の中、人と触れ合うことでもう一度生きようと考え直す』みたいなよくありそうなストーリーですが、観ている最中に「次どうなるか気になる!」とはならない感じ。
おそらく主人公が受け身で、ストーリーを引っ張っていくような強い想いもないので、最後まで流されるまま進んでいった、みたいなまま終わってしまったことが原因か。
恋愛部分も出会いからラストまでベタ。
都合の良さも感じた。
この映画独自の尖った部分がなく、オススメしようとしても何を言えばいいのかセールスポイントが浮かんでこない作品。
音楽の使い方だけはさすがに良い。