アリ

ただひとりの父親のアリのレビュー・感想・評価

ただひとりの父親(2008年製作の映画)
3.5
シングルファーザーという立場に依った物語というより、死んだ妻に対する後ろめたさとどう生きていくか、というお話に思えました。

イタリアで一般的なことなのかわかりませんが、家族だけでなく友人たち(それも出会って数回みたいな相手でも)が積極的にこどもに関わってくるのが印象深いです。
もしこれが特別に恵まれた環境でないなら、親たちが孤立しがちな日本より、ひとり親でもずっと救われやすいだろうなと。
クライマックスの状況だって、日本ならすごく叩かれそうですよね。
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