まめだいふく

HELLのまめだいふくのレビュー・感想・評価

HELL(2011年製作の映画)
3.0
 極度の温暖化により、水と食料が枯渇し、文明の滅んだ地球が舞台のサバイバル・スリラー。因みに2016年という時代設定。

 なんとなく、ヴィゴ・モーテンセンが主演した『ザ・ロード』に近い。あっちは地球が寒冷化してたけど、食べるものがなくなって、最終手段として人間が食料とするものは……まあそれしかないよな……という点が同じ。

 内容としては、三人の男女が、地上にまだ残っている(と信じている)緑地を目指すロードムービー。で、途中でいろいろトラブルに見舞われるという流れ。
 しかしまあ、本作はとにかくリアリティに欠ける。

 平均気温が10度も上昇した世界らしいのだが、そんな中で猛ダッシュしたり格闘なんかしたりと、やたら動き回る。で、結構ぴんぴんしてる。いや倒れるでしょ普通。それどころか汗すらかいてないってどういうこと?
 そういった細かな部分にこだわっていないのは、製作総指揮がローランド・エメリッヒだからか?
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