映画好き大学生の独り言

禁じられた遊びの映画好き大学生の独り言のネタバレレビュー・内容・結末

禁じられた遊び(1952年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

金曜レイトショー#8

なぜミシェルとポーレットはあんな思いをしなければならなかったのか。何の罪もない子供なのに、戦争に巻き込まれてしまった。両親と愛犬を失ったポーレット。彼女に優しく接するミシェル。まだ『死』というものが、してはいけないことが、分かっていない。子供の視点で描かれている反戦映画は初めてだったので、戦争が与える影響について新たな視点で考えることができた。ミシェルとママの名前を叫びながらポーレットが雑踏に消えるラストシーンは胸が締め付けられる。

ギターによるサウンドトラックがすごい良かった。戦争で大切なものを失った悲しみ、寂しさ、など色々な悲しい描写がリアルに表現できていた。