このレビューはネタバレを含みます
金曜レイトショー#8
なぜミシェルとポーレットはあんな思いをしなければならなかったのか。何の罪もない子供なのに、戦争に巻き込まれてしまった。両親と愛犬を失ったポーレット。彼女に優しく接するミシェル。まだ『死』というものが、してはいけないことが、分かっていない。子供の視点で描かれている反戦映画は初めてだったので、戦争が与える影響について新たな視点で考えることができた。ミシェルとママの名前を叫びながらポーレットが雑踏に消えるラストシーンは胸が締め付けられる。
ギターによるサウンドトラックがすごい良かった。戦争で大切なものを失った悲しみ、寂しさ、など色々な悲しい描写がリアルに表現できていた。