SEIJISAN

17歳の処方箋のSEIJISANのレビュー・感想・評価

17歳の処方箋(2002年製作の映画)
2.0
主演の男の子が「マコーレー・カルキンに似ているなぁ」と思っていたらお兄さんだったのか。本作ではゴールデン・グローブ賞にノミネートされたみたいだし、頑張れよ(←何様?)!遺産相続のみで裕福な暮らしをしている一族で歪んだ強権発動を繰り返す母親、その攻めに精神を壊された父親、小賢しい兄に囲まれて育った主人公。「自由」を求めて彷徨う...。何者にもなれず、責任もとれない子供の心情が描かれてますが、個人的には胸に迫るものは無かったな。共演のスーザン・サランドン、ジェフ・ゴールドブラムらが「濃い」。画面に出てくると目を奪われてしまう。その点だけは面白かった。あとは「子供が駄々をこねている」のと「精神を壊された父親が気の毒過ぎる」事が心に残っただけだった。
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