このレビューはネタバレを含みます
なんかよく分からないけど、凄いものを見た気がする
HALやりやがった
intermission入る直前の読唇術から、ギョッとして惹きつけられた
不完全な人間が作ったAIが完璧なわけないんだよな
今後は、AIにも倫理感を搭載しないといけないのかも
シンプルに怖かったもん
まさに自我失わんとしてる時に最後まで歌い続けてたの、なんか考えちゃう
あと、HALにだけ情報教えてたのはなんで?
全編通してセリフがめちゃくちゃ少ないからこそ音響が効いてくるんだけど、上手かった
人間が本能的に嫌う音だと思った
危険、不安、不快な気持ちを掻き立てられた
あと、ずっと「何か始まりそうな予感」を感じさせてた
そして全編通して尺の使い方が凄い
観客を飽きさせず間を持たせる技術
大胆不敵
木星着陸以降のシーンとか、わけわかんないのにめちゃくちゃ惹きつけられた
木星ってたしか、重力強いから時間の進み速いんだったよね
それで未来の自分を見つめてるのは理解できた
これって輪廻転生の話なの???
それとも死後の世界を表現したかったの???
ターミナル?やら宇宙船やら、夢がいっぱい詰まってた
もし幼い頃に見てたら、どハマりしてごっこ遊びしたと思う
でも音響怖いから、トラウマ半分・わくわくの夢半分って感じだと思う
途中から、60年代の作品ということすっかり忘れて魅了された
ちゃちい作りのシーンが一切ないからこそ没入できたんだと思う
最後ぶっ飛んでてついて行けなかったけど、見れて満足!