「おもてたんと…違う…」
が、正直な感想。スタンリー・キューブリック監督作品自体が初めてで、68年公開映画で不朽の名作と言われるからには、さぞかし万人受けするシンプルかつ分かりやすい映画なんだろうと踏んでいた。
「全然…わからん…」
ナレーションがなく、会話だけで構成されたこの映画は、こちらのインスピレーションが試される。脚本自体はシンプルではあるのだけど、目に映るものが何なのか、五感をフルに使って感じ取る必要がある。巷に流れる解説などを拝読すれば、映画自体の解像度はグググっと上がるのだけど、そうはしたくない、何度も見て己の目で理解を深めたいと思わせてくれる。
ただちょっと眠くなるね