もはやSFの教科書。
1968年にこの映画が誕生していることが信じられない。
しかし、かなり前衛的だし冗長と言われれば否定できないのも確かにあるが、この冗長さこそがこの映画の不気味な雰囲気を表現できているとも言える。
面白いけど人に勧めても全くウケなそうな映画No1。
HAL9000の無機質感、不気味さ、ストーリーの難解さ、モノリスの異質感、どれもよい。
途中数分間ただただ映し出されるアートのような映像はいつみてもどういう心構えで見ればいいのかわからなくなるほど長い。
もはやアートとしてみるのが正しいような、そんな作品。