木星探査に向かった宇宙船ディスカバリー号の内部で次々に問題が発生するが、それは史上最高の人工知能HAL9000型コンピュータの仕業であった。
ボーマン船長はHALの妨害行動を乗り越えHALの思考部を停止させるが、その結果木星探査の真の目的を知ることになり、人類を超越したスター・チャイルドへと進化していく…という話。
この伝説のSF映画、恥ずかしながら初めて観たが、メチャクチャ面白かった。
なによりアポロ11号が月面に到着するより前である1968年に、このレベルの映像が作られたというのが驚愕である。
さらに現代を先取りしたようなAI(HAL9000)やモノリスの設定は素晴らしいし、今まで作られたSFの名作は確実にこの映画が大元になって生まれたんだなと言うことが明確に感じられて感動すら覚えた。
さすが50年以上語り継がれ、そしてこれからも語り継がれるであろう名作である。