神の街

2001年宇宙の旅の神の街のレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
3.0
⭐️ウォッチパ⭐️
擦りに擦りまくった同作をウォッチパで鑑賞。幾度となく目にした名場面の数々や、挑発的といっていい程の演出に魅せられるも、イマイチ没入出来なかった印象。この映画が制作された当時、人類はまだ月にすら到達していなかった点や、10年後にスターウォーズのep4が始まること、中盤から急に始まる人工知能との争いなど、先駆的な部分を加味してもこれぐらいが妥当な評価なのかな〜と、どこか達観した視点で視聴してしまっていた(シンプルに魅せられる側ではなかったのかな?)しかし、およそ60年前にこれほどの解像度と映像表現を駆使して、スペース空間や高次生命体の存在を描いた点は本当にスゴイ。フィルターを介さずこの作品を視聴したかったな〜とも。周縁をなぞることしか出来ないのやるせないけど、だからこそ、多くのリスナーが映画というブラックボックスに誘われ、憧れた原体験ではあると思うのよね〜
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