みるふぃ

式日-SHIKI-JITSU-のみるふぃのレビュー・感想・評価

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)
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やっと観れた…
この映画を知ったきっかけは、
小さい頃に見たジブリのなんかのアニメ映画のVHSかDVDかを再生した時に、予告で流れてきたこと。そのインパクトの強さからずっと脳裏に焼きついて離れなかった。幼心から怖かったけどなんか惹かれる映像表現を感じ取ってて、記憶の奥底にずっとあったんだけど、こないだふとyoutubeで朧げな記憶を頼りにあの作品はなんだったのか検索かけると予告発見!
そうそうこれこれ〜と思って調べたら
アマプラで配信してる!(しかももう配信終了間近!)と、急いで鑑賞。

やはり配信だからか映像が綺麗で、2000年に撮ったと思えないくらいだった(予告映像の独特な粗さが余計ホラーみを増していたから)

内容は自分を捨てた家族(特に母)への執着と愛憎から逃避している女性の話。
なんか…自分の身近にまさに似たような事になっている友人がいるから他人事のように思えなかった。拒否しながら未だ激しく愛情を求めてるのが悲しいと言うか…
壁一面に母親の写真が並べられてるのはマジで怖かった

カントクの計らい?で母と話し合ったあと、どこか吹っ切れたように自分の本当の誕生日を言ったということは彼女の心が少し柔らかくなった証拠なのかな?
でも母親が娘に対して言葉をかけてる間やたらカントクの方に視線を投げかけていたのが気になった。やはりこの母は人の視線(世間体)を気にするような人間なのか。結局は上部だけでカントクがその場にいなければ留守電のような事をかけていたのかもしれない。

この年でいろんなことがわかってきた上で、今このタイミングで鑑賞できて良かったなぁと思う。配信してくれてあざますアマプラさん。
みるふぃ

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