2023_159
言葉は祈りで言葉は呪いで
なぜ言葉が生まれたのか?
それは世界はひとりぼっちではいられないから
庵野監督のセカイをギュッと濃縮したような、悪い言い方をすれば厨二病全開。映…
このレビューはネタバレを含みます
俗世界とカオスな精神世界が表裏一体にある世界観、好きだな。
彼女の狂った世界を見せられるだけだと思ったら、時々恋愛とか家族とか何気ない街の風景とかそっけないものが一色単に組み込まれていて不思議と引き…
庵野秀明の私小説映画か?寺山修司ぽくもある。『シン・書を捨てよ町に出よう』という感じか?「書」が「映画」とか「アニメ」とかそんな感じである。でもビデオカメラを持って町に出ていく。『新エヴァンゲリオン…
>>続きを読む監督が途中からスーッと消えていき観客との境界があいまいになっていく。境界が消えそうになると視線が観客に突き刺さる。終盤の大竹しのぶが「こっち」を見る回数は致死量を超えている。
誕生日=死という落とし…
原作が主演の藤谷文子さんと知っていたので、藤谷文子さん魅力的だなーと思いながら観てました
コンビナートのタンクや張り巡らされた管、廃墟が隙間なく建っている空間、無機質な階段の重なり、夢の家みたいな部…