鈴鹿

消されたヘッドラインの鈴鹿のレビュー・感想・評価

消されたヘッドライン(2009年製作の映画)
3.5
最初から最後まで綺麗にまとまっていて、かつ一筋縄ではなくドンデン返しもある安定感のる映画。

ラッセル・クロウ繋がりで、ジャーナリスト対権力という構図だと『インサイダー』と類似点があるけど、
『インサイダー』が徹底して事実を基にした硬派だとすると、こちらはフィクションで暗殺もあり銃撃もありのエンタメ寄りの映画。

僅かな手掛かりを追っていくシーンは面白いが、それは法律違反じゃない??って手段がチラホラあるのが気になるっちゃ気になる。

主人公のラッセル・クロウ演じる新聞記者が不真面目っぽいけど、ジャーナリストとしては凄く優等生な新聞メディア善玉映画なのは、リメイク元が20年前のドラマだからなのかもしれないが、

ネットのメディアが力を得て、新聞がオールドメディアとなりつつある今の感覚からすると、若干優等生過ぎる感じはする。
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