アキラナウェイ

消されたヘッドラインのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

消されたヘッドライン(2009年製作の映画)
3.4
大きな声では言えませんが。
2019年、映画鑑賞年間365本チャレンジしようかと思っています。ほぼ毎日映画を観る生活が果たして出来るのか!?

今年の年末に達成出来ていなければ、どうか笑ってやって下さい。

本数が多ければいいってものじゃないけれど、大好きな映画にそれぐらい向き合ってみたいという目標です。
義務にならない様にだけ気を付けよう。
あくまで楽しんでやってみよう。

とは言え、観れない日もあるので多少ストックしていく事になるものの、4日前に観たこの映画の内容を既に忘れつつあるのはどうなんだ!?
どんなんだっけなー!?

麻薬絡みの殺人事件と地下鉄のホームで起きた議員秘書ソニアの転落死。ソニアと愛人関係にあった議員コリンズ(ベン・アフレック)はスキャンダルで窮地に立たされ、旧友である新聞記者のカル(ラッセル・クロウ)の元を訪れる。カルは一見無関係に思えた2つの事件は民間軍事企業ポイントコープの陰謀によるものと推理し、取材に乗り出す。

キャストはまだ細めベン・アフレック、ロン毛のぽっちゃりラッセル・クロウの他にレイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、おまけにジェイソン・ベイトマンやらジェフ・ダニエルズやら。個人的に大好きなラインナップ。

ラッセル・クロウが劇中「どうせ俺はデブだよ」って言ったのには吹いた。

サスペンスとしては良く出来ており、観ている最中はかなり惹き込まれる。巨大企業が絡む陰謀モノとして、凄く楽しめた!

なのに…。

あのどんでん返しはどうなんだろう?

色々モヤモヤしたんだけど?
ポイントコープ社の陰謀は?

どんでん返しが急カーブでやってくるので、呆気に取られたまま終了し、4日も経てばストーリーを忘れているというこの始末の悪さ。

途中までの脚本は緻密で良かったのになぁ。
それなりに楽しめる佳作です。

「消されたヘッドライン」
邦題もピンとこないのが残念。

年間365本も観れば、この映画みたいに思い出せなくなる映画も少なからず出てくるでしょう。心に残る映画に1本でも多く出会えます様に。