たむランボー怒りの脱出

ビリーの風船のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ビリーの風船(1998年製作の映画)
4.0
幼児の持つ風船が唐突に暴力を振るい、それがエスカレートしていく。
幼児は叩かれ、首を絞められ、高所から落とされる。

怖いのは風船の振るう暴力は見た目としてはハードなのだが、幼児が一向に弱らないところ。
殴るにしても、風船自体は柔らかいのであまりダメージが感じられない。
それ故に殴る回数とテンポは増え続ける。

見た目の残酷さとダメージのギャップが大きくて、見ていると精神的にキツくなってくる。
幼児が弱らないからこそ、延々に叩き続ける。