ひょうちゃん

地雷を踏んだらサヨウナラのひょうちゃんのレビュー・感想・評価

地雷を踏んだらサヨウナラ(1999年製作の映画)
4.0
これ隠れた名作です。
一ノ瀬泰造という若き戦争カメラマンのカンボジアでの活動を追ったノンフィクション

戦争を知らない自分ですが、こういう生き方もあるんだーと驚かされた作品です。
戦地に住む子供たちの笑顔、そしてその奥にある悲しみと傷、そういったものもうまく取り込んでいてノンフィクションとしてだけではなく単純に映画として面白い。

彼の写真への熱意、そして体制への興味は、クメール・ルージュ下にあるアンコール・ワットを目指す、という目標に集約され旅立つが、、、

一ノ瀬泰造役に浅野忠信さん。実は一ノ瀬泰造さんが死亡したと新聞報道された日が浅野忠信さんの誕生日で、映画を見た一ノ瀬泰造さんの母親が息子にそっくりだ!と泣いたとか泣かなかったとか、、、。

堂々の名作、是非!

追記・なぜ行ったのかと言う人が多いですね。
俺は、理由がなきゃやっちゃダメなのかい?と一ノ瀬泰造さんの行動を認めたいです。
行きたいから行った、やりたいからやった、人生ってそういうものと思ってます。