真っ黒こげ太郎

悪魔のはらわたの真っ黒こげ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

悪魔のはらわた(1973年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

内臓こねてハァハァすんのやめーや!wwwwwww



天才ながら超ド級の変態であるフランケンシュタイン博士は、死体の人体パーツを繋ぎ合わせ人造人間のカップルを作り出し、子供を量産し世界征服を企てていた。
女人造人間の脳臓をこねくり回しフ〇ァックしたり、性欲旺盛そうな男の首を跳ね飛ばしお持ち帰りしながらも、とうとう人造人間のカップルを誕生させる。

しかし、男性の人造人間の頭に使われた男は実はホモだった!!!wwwww
男は全く起たず、実験は大失敗!!!wwwwwww
しかも、殺した男が使用人の友人だったりして、色々とややこしい事態に!!!


人造人間を作り出したキチガイ博士の凶行を描く、色んな意味でキチガイなホラー。

かなりエログロで悪趣味指数が高い逸品らしく気になっていた本作。
ようやっと観れたわけだが。


いやー、この映画。

実に変態だー!!!w


兎に角本作、主要人物が変態だらけ!!!!
何と言っても主要人物であるフランケンシュタイン博士がとにかく変態。
人造人間繁殖計画もさることながら、臓物をいじりながらフーフーと興奮したりと、見事なまでのマッドサイエンティストっぷりを発揮。
(役者のキチガイ演技も必見です。w)
更にフランケンシュタイン博士には妻子がいるのだが、その妻が実の姉という近親相姦!!!
更には縫い目を舐めまわし、つい興奮しすぎて相手の内臓を引きずり出しちゃう(!?)変態助手に使用人と肉体関係になる姉、冷酷に人形を首チョンパし目の前の惨劇を淡々と傍観する子供達などインモラルな連中ばかり!!!w
マトモそうな人造人間君も、最後の最後で奇行に走っちゃう始末。w
(あの自決は何だったんだw)

性欲濡れで不倫してる使用人の男が一番マトモってどういうことなの…。


お話自体は上記の通りだが、前半30分は真面目にドラマを展開しているためかあんまり面白くない。
だが、主要人物の変態っぷりが顕になるにつれて、物語は加速してゆき、段々と面白くなっていく。w
特に後半、人造人間が失敗してからは色々とカオスな事態が巻き起こり、完全にギャグと化している!wwwww

クライマックスは血みどろな無茶苦茶展開が連続し、ラストは妙にしんみりして芸術的に終わるという。
もう完全アホだこれー!!!wwwww

また本作のグロはそこまで多くはないが、後半に進むにつれてスプラッター度数が高くなっていき最終的には血みどろになり、グロ方面でも大満足だった。


前半がかったるかったり、グロシーンがチープだったりはするが、悪趣味なグロに変態すぎて逆に感動してしまう、実にインモラルな一作だった。w

真っ当な古典ホラーをお求めの方にはお勧めできんが、気色悪くて変態静宇高めな悪趣味映画好きには結構オススメだ。w