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ザ・コアのhokaのレビュー・感想・評価

ザ・コア(2003年製作の映画)
2.9
地球の核が停止して磁場が不安定になり、地表で異常事態が頻発する。

アイデアとしては、新しいし面白い。

単純にゾンビが発生するわけでは無く、その原因を突き止め、提示される解決策が見所なわけだが、地殻、マントルに掘り進み直接Nuclear Bombをぶち込むという、如何にもハリウッド的な大雑把で乱暴な核の平和利用。

で、マントルに突入してからは、【ミクロの決死圏】の様な世界観。
結局コレがやりたかったと推察する。

【アルマゲドン】の様に4人が犠牲になり、予想通りの2人が生き残る。

耐熱性については冷却窒素と言及され、何とか許容出来る範囲だが、船外活動で365万気圧に耐えられる気密服って何?
大体その船のドアを開けた瞬間、内部の精密機器に損傷が無い理由もよく理解出来ない。

その辺りから観る興味を、著しく削がれた。

地球の核に衝撃波を加えて人工的に地震を発生させるディスティニーが、出来ればどの様にターゲットに向け、指向性を持たせるのかは見せて欲しかった。

Ratの天才ハッカーぶりはソレっぽくって良かったが、機密情報のリークにCD-Rなのが時代の流れを感じた。
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