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KAFKA/迷宮の悪夢のricoのレビュー・感想・評価

KAFKA/迷宮の悪夢(1991年製作の映画)
3.3
そもそもカフカ好きなの?と聞きたくなる。内容は古典SFみたいな話で、カフカにひかれてみた人からは総スカンくらうんだろうなとおもう。
SF的にみたくとも、いまいち説明不足なので唐突感が否めない。

部分的にウェルズの「審判」が頭をよぎる画もあったりする。シュールなモノクロ映像と、カラーパートでは大写しの目玉などこれが見せたいんだなとおもうようなものもあるのだが、シュールさとキャッチーさがアンバランスで尚印象が悪い。
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