「ジェレミー・アイアンズ演ずるフランツ・カフカが、厖大な数の抽斗がついたキャビネットが並ぶ不気味な城に潜入するシーンがありましたが、(略)。なかなか興味深い映画だったので、もし何かで見る機会があったら、そのシーンを目留めてください。」
村上春樹の『職業としての小説家』(新潮文庫)p129に、そのようなことが書いてあった。そう言われちゃったら、観なくっちゃ!!
カフカも全然わかんないし、わかんなくっても構わないと思って観たので、わかんなくっても、大丈夫だった。城に潜入するシーンと、抽斗がついたキャビネット、しかと見届けました!!